今よりもっと元気だった頃、都内の某所にアトリエとして新築物件を
借りた。
車は2台置けるシャター付き車庫があるし
道路に面していて、裏には池もあるちょっとした森、いや、林だ。
意匠的に優れていたし工事の丁寧さは並以上でかなり気に入った。
賃貸契約の際に、宅建が「重要事項説明」を読んで聞かせてくれる。
驚いたのは権利関係でなんと巨額な抵当権が付いていた。
数百万、数千万ではないのだ!。
私が「なんかあったら入居中の我々はどうなるの?」と質問。
宅建は「国がなんとかしてくれるでしょう~」と。アホかいな!。
とにかく仕事が豊富に入っていたから、即入居。
しばらくして不具合を感じ出した。建物ではなくこの町の坂のアップ・
ダウンが問題なんです。
駅からさほど遠くはないけどとてもキツい坂があり、折角得意先から
戻ったと思ったらまた得意先に呼ばれ(ホントは良い事だが)、私も
スタッフもクタクタ。特に真夏はタマラン。
長くなった、結論を急ごう。
結果的に「入居者都合」で退去。
一昨年、懐かしくて近くに寄ってみた。
なななんと建物解体中の真っ最中に遭遇。
思うに、もしかしたら建築費も未払いだったようだから、、、勝手な
解釈は危険。
されど「貸主都合」による退去は、賃料のうん十倍を入居者に払わねば
いけないルールだっけ?。忘れたけど。
俺は人生でかなり損をしているのです。カネもオンナも、、、。
と、数年前の記事です。失敬。
気分を変えてどうぞ ♪ 。